目次の一部

1章 支援のスタート

1.難聴の発見と早期教育

2.きこえの障害と言語発達 @ことばの遅れへの配慮

3.きこえの障害と言語発達 A書き言葉の支援―

4.軽度・中等度難聴の子どもへの対応

5.難聴の子どもとのコミュニケーション

2章 小学生の支援

7.ことばの力を伸ばすために

8.座席と板書

9.日常生活面での配慮は必要ない

10.友達とのかかわり

11.周囲の子どもへのはたらきかけ

3章 中学生の支援

20.思春期の入り口に立って

21.コミュニケーションと自己意識の改善

22.周囲の生徒へのはたらきかけ

23.難聴生徒の学習と学力

24.難聴生徒の英語学習

4章 基礎知識

27.耳ときこえのしくみ

28.音の構造と人間のきこえ

29.補聴器のしくみとはたらき

30.補聴器をめぐるトラブル

〈トピック〉

・頭を打つと聴力が落ちる!

・電池はいきなりなくなる

・小学校の英語活動への対応

・難聴の子どもと電話

・人工内耳  ・片耳の難聴   など

*総目次は,下記ページでご覧になれます。

学苑社)

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「難聴児・生徒理解ハンドブック」リニューアル

コミュニケーションが変わる 笑顔が生まれる

「難聴児・生徒理解ハンドブック」がリニューアル,書店やネットで購入できるようになりました。新価格1575(税込)で登場,20092月に学苑社より発刊されました。全国の書店やネット,学苑社への直接注文で購入できます。

 

難聴は他の障害種に比べ「見えにくい」という特性をもっています。難聴の子どもが学ぶ通常の学級のスタッフに対して、どのようにして難聴の現実を伝えていけばいいのでしょうか。

そのような要望にこたえるのが本書です。3人の著者が、実際に支援をしてきた経験をもとに、難聴の子どもが出会うさまざまな問題と支援の実際を整理しました。本書は以前に全国で好評を博した小冊子に、加筆と見直しを行って新たに出版したもので、コンパクトで読みやすい構成をとっています。

 

@  見開き2ページを1項目にまとめ、項目ごとに完結する構成をとり,「どこからでも読める」平易な記述スタイル。

A  その他の重要な情報を「トピック」として半〜1ページ程度でコンパクトに整理。

B  そのままコピーしてお使いいただける「資料」を巻末に掲載。

 

また、今回の出版では下記のような内容が強化されています。

難聴から生ずる「ことばのニーズ」の項目を大幅に加筆。

「軽度中等度難聴のお子さんへの支援」を項目に追加。

「人工内耳」「片耳難聴」などに,新たに取り上げてコンパクトに解説。

指導要領改訂に伴う「小学校英語活動」への取り組みに言及。

校内研修などでそのまま使えるように、「巻末資料」を整備。

「難聴の子どもの現実を理解してもらうことが何よりの支援になる」

 本書はそのような信念から、難聴の子どものコミュニケーションに注目しながら,わかりやすい記述を心がけました。本書によって難聴についての理解が進み、コミュニケーションが改善されること、多くの子どもの笑顔がうまれることを期待しています。

*お知らせ

(1) 2010/4/18に「名古屋難聴児をもつ親の会」総会で行った講演「難聴児・生徒理解ハンドブックの思想―小さな冊子の大きな想い」の感想をアップしました。    (感想と資料のページへ)

(2) 教室や親の会などで,注文が10冊以上になれば,割引き価格でのあっせんが可能です。詳しくは下記へメイルでお問い合わせください。

難聴理解HB事務局 nanchobook@hotmail.co.jp

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